シン・レーシング(バイク)のホームページ・カワサキ車の弱点克服「バルブクリアランス(タペット)調整」 (Only Japan! Only Japanese!)




     バルブクリアランス(タペット)調整
           エンジン不調の原因の1つ、バルブクリアランス不良です。
           この仕事、大変多いのでアップさせて頂きます。
           写真はゼファー400(2バルブ)で、圧縮を測定したところ、
           なんと、1番2番が2〜3kgです。
           これではピストンクリアランスが標準値でも、バルブが閉じないので圧縮は、
           もれもれです。
           逆にクリアランスが広ければ、異音の原因(カチカチ音)に成ります。


1番2番の吸気側のクリアランスは0(測定不可)でした。
ゼファーはインナーシムでクリアランス調整します。 専門店なので、シムの数はご覧のとうりです。
今回はチューニングエンジンでは有りませんので、マニュアルどうり EX 0.15〜0.25 IN 0.10〜0.20の間で調整します。
圧縮も標準値(7.7kg〜12.0kg)に全て揃いました。 ヘッドカバー等と付けて作業終了です。
最悪の場合は(GPZ900Rに多いです)カム等が、焼付いて修理代がぁ〜! となる前に調整しましょう。 今回の調整代 (ゼファー400 2バルブインナーシム) [部品代]¥6,668円+ [作業工賃]¥19,800円 = [合計]¥26,468円でした。